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逆境を乗り越えて。勝負のシーズン!青森大学準硬式野球部

各地で盛り上がりを見せている準硬式野球。東北地区では四月九日から春季リーグ戦が開幕する。

そんな中、昨年の春の王座決定戦で三位の成績を収め堂々の一部リーグ昇格、秋季リーグ戦・関口杯準優勝という結果を残し、昨年のシーズン快進撃を見せた青森大学。

冬・春先は雪によりグランドでの満足な練習ができない。リーグ戦でも移動が多くコンディションの調整も難しい。コロナ禍の影響で更に活動が制限されている。そんな環境の中でもひたむきに取り組む青森大学。どんな心持ちで日々取り組んでいるのか。

今回は青森大学準硬式野球部主将の柏崎一輝(4年・青森山田高校出身)君にお話を伺ってみました。

 

昨シーズンを振り返って

残塁が多く、あと一歩のところで勝ちきれない試合があったのが反省点として上がりました。

今年はどんなチームか?

昨シーズンとメンバーはほぼ変わりないため、昨シーズン同様、活気のある野球をしていきます!

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エースの今広行投手(4年・青森山田高校)

現在の練習状況

雪でグランドが四月の現在も使えておらず、更にはコロナ禍の中で練習自体が難しいところもありましたが、監督さんの協力のもと、ドームなどを借りて土の上で実戦練習に取り組んできました。

ズバリ!柏崎主将の挙げる今年の青森大学のキーマンは?

早坂舜人選手(2年・大崎中央高校出身 捕手)

キャッチャーとしてのリードも期待していますが、バッターとしてのチャンスに強い打撃に期待をしています!

春リーグの目標

全勝優勝を目標にして、目の前の対戦相手に挑戦者の気持ちを持って、一戦一戦挑んでいきます!

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強肩強打の三塁手、長谷川友哉選手(2年・東奥学園高校)

新入生に一言

準硬式野球の魅力を一緒に感じましょう!お待ちしています!

 

昨秋、東北選抜に選ばれた今広行投手(4年・青森山田高校出身)が中心となっている投手陣。昨春新人賞を獲得した長谷川友哉選手(2年・東奥学園高校出身)が打線を引っ張る。中軸を打つ高谷健太郎選手(4年・青森山田高校出身)の打撃も豪快であり目が離せない。その他にも下級生の頃から出場機会が多い選手が多く経験豊富なチームであり、個々のポテンシャルは非常に高い。一人一人が意識を高く持って取り組んでいる。

昨年は二部リーグ所属でありながら、春の王座決定戦では三位の成績を収めたものの、全国大会出場にあと一歩及ばなかった。秋季リーグ戦・関口杯でも準優勝と一歩及ばず、春・秋ともに悔しい思いをした。また春・秋ともにリーグ戦では仙台大に僅差で敗れており、あと一歩のところで仙台大に阻まれてきた。今年の春リーグは雪辱に燃えている。他にも東北地区の絶対的存在・東北学院、春に強い東北大、勢いがある福島大、圧倒的な力を見せつけ一部に上がってきた山形大学医学部、強豪ひしめく一部リーグだが今年の青森大も譲れない思いがある。全勝優勝・全日出場を目指して、この春戦う、青森大学から目が離せない。

今年の春季リーグ戦は大いに盛り上がるだろう。

 

文:片岡峻哉(4年・仙台大学 協力:青森大学準硬式野球部)